CSVと社会貢献

こんにちは、準認定ファンドレイザーをやっている、ブログスタッフM姐です!

今日はちょっと専門的なお話を書いてみようと思います。

 CSRはよくご存知でしょう?

CSR(Corporate Social Responsibility)とは、「企業の社会的責任」という意味ですが、「世の中で活動してたくさん儲けさせてもらってるんやから、ちょっとはえーことせーや」ということでもがあるんですが、(M姐が関西人だということがバレバレ)

逆に企業の方では企業イメージをアップさせるために社会貢献活動をしているんじゃない?というケースも多いですよね。実際、そこは混在のように思います。

 「木を植えています」とか「清掃活動しました」とかね。

売り上げの一部で植林活動をする、というのはよく見かけますよね。苗木を配る、なんてのもあったかな。地域の清掃活動や、職能を生かしたボランティア活動、というようなこともありますね。いいことです。もっと積極的にやってもらいたいですね。でも、一つ、問題があるんです。

 余裕のあるうちはイケイケドンドン!でも、業績が下がったら…?

そうなんです。CSR活動って、ある意味慈善活動ですから、余裕のあるうちは良いのですが、景気が後退してしまったりして業績が下がると、最初に切られてしまうカテゴリーであることも確かなのです。そこは企業ですから、儲からないことにはお金は出せなくなるんですね。

 原因は…「本業じゃないから」。

ほとんどのCSRが本業のおまけみたいな位置付けになっていることが、CSR活動の不安定さを招いているんです。

じゃ、「社会貢献すること」を本業にしちゃったらいいじゃん!というのがCSVなんです。

 Creating Shared Valueということ

なんじゃ?それ?ですよね。

これは「共通価値の創造」と言われています。

社会貢献になるようなビジネスを創造して、社会と企業がともに利益を分かち合うのが、CSVです。

社会の中に解決しなければならない課題が生まれるとします。それを、企業がビジネスとして取り組むことで、課題の解決と利益の創造が行われる、という「社会と企業のwin-win状態」というような取り組みなのです。

ちょっと分かってきました?

そんなん、ニーズがあるからモノが売れたり、サービスに金をだしたりするんだから今更いうことでもないんとちゃうのん?なんて、思う方もいるかもしれません。

大きくみれば「保険」もCSVの発想で生まれたものですね。ちと巨大化しすぎて、企業理念はなかなか一般契約者のところまで届きにくいように思いますが。

昨今、社会の課題というのは声を上げて、様々な人を巻き込んで解決しなければならないものになりつつあります。環境問題、貧困問題、高齢者の問題、多様性を認める社会づくりなどなど。これらを真っ向勝負で取り組んでくれる企業を社会は求めているのです。

 「三方よし」は日本式CSV。

「三方よし」という言葉を聞いたことがありますか?これは「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」という近江商人の商売の心得。

しっかり「売り手良し」を謳っているところ。さすがだなぁ、と思います。でも、「三方よし」で今までやってきて、まだまだ社会的な課題は山積しているわけです。そういう意味では、ちゃんとCSVという考え方を念頭に置いて企業活動をする企業さんが生まれてほしいのです。

ここはCSVだなぁ、と思ったら応援してください!

便利な世の中や安全な社会を作るのも、美味しい食べ物を提供するのも広くみたらCSVかもしれません。でも、これからは、お金になりにくい「社会の問題解決」に真っ向からビジネスとして取り組んでいる企業にも目を向けてみてください。一方、貧困ビジネスでボロ儲けなんていうのは、排除しなければなりません。社会と企業が一緒になって、同じ方向をみて課題解決に勤しむ、という流れを作っていきたいと思うのです。